思考を整理できる「マインドマップ」
ビジネスシーンだけでなく日常生活でも、現代人は考えなければならないことが沢山あります。
その多くは多様な要素を同時に鑑みながら判断する必要があり、頭の中だけで考えるとパンクしてしまいそうになりますよね。
- プレゼン内容
- 企業やチーム、個人のビジョン
- 旅行計画
- etc…
そんなときは思考を整理できる「マインドマップ」がおすすめです。ここではマインドマップの中でも人気度の高い XMind についてご紹介します。
マインドマップとは?
マインドマップとは、人間が自然な脳の働きである「連想」を、そのままアウトプットするのに役立つノート術です。
中央にメインテーマを書き、そこから連想される要素を放射状に広げていき、さらに関連する要素と要素を結びつけていきます。
そうすることで考えが自然とアウトプットされ、頭の中を整理させることに役立つだけでなく、作ったマインドマップを同じチーム内で共有することもできます。
XMind とは?
XMind とは香港の XMind.Ltd 社が開発・提供しているマインドマップです。一部の有料機能を除き、オープンソースとなっています。
マインドマップは基本的にノートを使って行う思考整理法ですが、それをPCから取り組めるようにしたのが XMind です。
2007年にリリースされ、日本語に対応したバージョン3.01は2018年に登場しており、既に10年以上の歴史あるマインドマップツールで、今も改良され続けています。
XMind の特徴
さらに XMind の特徴を追ってみましょう。ここでは XMind の特徴を3つご紹介します。
マルチプラットフォーム対応
Windows、MacOS、Linux、Android、iOSに対応しているので、ほぼどの端末でも使うことができます。
一方、クラウド対応はしていないので、例えばWindowsで作ったマインドマップをスマホからも閲覧・編集したい場合は、保存したマインドマップのファイルをクラウドストレージに保存し、スマホ側から開く、といった手間が必要です。
デザインがおしゃれ
XMind は他ののマインドマップツールに比べ、非常に洗練されたUI・デザインであることが特徴です。
作ってて楽しくなるようなデザインが、無料で使えるのは嬉しいところです。
Pro版でさらに便利になる
無料でも十分すぎるくらいお役立ちなXMindですが、有償である「XMind Pro」であれば、よりプレミアムな機能が使えます。
例えば Word、Excel、PDF へのエクスポート機能、テーマのカスタマイズ、ガントチャート作成機能、音声メモ機能等々。
無料版で XMind を試してみて、もし気に入ったのであれば、Pro 版を検討してみるのも良いかもしれません。
XMind の使い方
では実際にXMindを使ってみましょう。ここでは Mac 版の XMind を使う場合を想定して解説します。
XMindをインストールする
こちらのダウンロードページからXMindのインストーラーをダウンロードします。
自身の環境に合わせたインストーラーを選択し、「ライセンスの内容に同意します」にチェック後、「Mac版 XMind ダウンロード」ボタンをクリックします。
ダウンロードしたインストーラーを実行します。
XMindをApplicationsにドラッグ&ドロップして移動させます。
LaunchPadにXMindが配置されているので、クリックして起動します。これでインストールは完了です。
マインドマップを作成する
中央の「空白のマップを新規作成」をクリックします。すると新規のマインドマップが作成されます。
中央に配置されている「中央トピック」を選択し、Spaceを押すか、ダブルクリックでメインテーマを入力できます。
メインテーマを選択したままEnterを押すと、新しいトピックを作成できます。
Enterは現在選択されているトピックと同じ階層のトピックを作成しますが、メインテーマを選択している場合は一つ下のトピックを作成します。
Tabで一つ下の階層のトピックを作成します。
以上が基本的なXMindの使い方です。後は思いつくままにどんどんマップを大きくしてみましょう。
マインドマップが大きくなってきて全体を見渡しづらくなってきたら、アウトラインが便利です。マインドマップを階層表示してくれます。
後はテーマを変えることもできます。色々なテーマがあるので試してみてください。
まとめ:XMindを活用して頭の中を視覚化する
思考整理する上で、XMind は最適な方法の一つです。
XMind は他のマインドマップよりも優れたUIを持っており、キーボード操作だけでサクサク作っていけるのも嬉しい点です。
考えをまとめるのが苦手な方、ぜひ XMind を使ってみてください!
コメントを残す